オーストラリアで仕事を得るにはコツがあります。今回は、オーストラリアに留学やワーホリで滞在している人が仕事を得たい場合、ここだけは抑えてほしいコツをお伝えします。
仕事は足で見つける
家で求人募集を眺めていたり、ただなんとなく働いてみたいな~と思っているだけでは仕事はやってきません。
仕事は足で見つけるんです。
私自身、オーストラリアの教員として働いていた時に、夫の仕事の都合でその町を離れるにあたり仕事をやめ、新天地で仕事探しをしたときには、ひたすら動きました。履歴書を作って、毎日5校ほど履歴書を持って歩き回りました。結局、その中の1校から電話をもらい仕事を得て働きました。仕事を得るまでに回った学校は数十校あります。(自分が、ここまでだったら通勤できるかなという範囲で学校調べをしました)
仕事は、自分の足で見つけるのです。
働きたい場所があるなら毎日行ってみる。
例えば、働きたい場所がお気に入りのカフェだとしたら、毎日カフェに行って、毎日そこのオーナーに働きたいという気持ちや、このカフェが大好きだという気持ちを伝えるのです。
オーストラリアの求人募集は、表に出てこないものが90%以上に上るとも聞いたことがあるくらい、人の紹介や口コミで仕事が見つかります。働きたい場所が既にあるなら、もうそれは熱烈アタックし続けるしかありません。
求人関連ではないですが、私の友人で大学入学のための英語スコアがあと少し足りなかった人がいます。大学の受付に毎日通って新学期から通いたい旨を伝え続けたら、結局「いいよ」隣大学に通い始めた人もいます。他にも、オーストラリアで人気の保育園は子どもが生まれたと同時に入園のためのリストに名前を記入するのですが、引っ越してきた友人がどうしてもここに入れたい、仕事がもう始まってしまうと毎日連絡を入れていたら、結局入れてもらえたという人もいました。
熱意です!交渉力です!
一度で引き下がってはなりませんよ。
人脈を生かす
オーストラリアでは、人の紹介がとっても強いです。例えば、家のテレビが壊れて修理を頼むときにインターネットで調べて業者を探すというよりも、家族や友人にオススメの業者や個人はいるのか尋ねる人が多いです。
仕事も同じで、求人募集を知っている友人があなたの知り合いに隠れているかもしれません。
「仕事したーい」という気持ちを、知人友人に知らせておくのはとても大切です。
ボランティアから始めてみる
仕事したいと伝えたいのに、現地の友人が一人もいない・・・なんてことも、渡豪したばかりだとあるかもしれません。また、働きたい職種が決まっているけれど門前払いでコネもない。
その場合は、ボランティアから始めてみるのもいいですよ。英語はまだつたなくても、その道の技術があることを知ってもらう機会に恵まれるかもしれませんし、その分野の友人ができる可能性もあります。
人間性が良いとわかれば(遅刻をしないとか礼儀正しいとか)、全く知らない人を面接して採用するよりも、オーストラリアでは断然に知っている人を採用する率が高いです。
私自身、ワーホリでオーストラリアに滞在していたときは、公立高校で日本語教師のアシスタントをしたり、老人ホームでボランティアをしたり、地元の合唱団に入って地域の施設で歌ったりと、ボランティアで人脈を広げました。そして、その方々とは20年経った今でも繋がっています。
履歴書とカバーレターを準備する
日本の履歴書とはまた一味違うオーストラリアの履歴書。いつでも渡せるようにカバーレターとともに準備しておくのは大切。印象に残る履歴書作り、応募する職種にあった履歴書作りをしましょう。
大切なのは、A4の紙1枚に履歴書を収めること。いっぱい書きたいことはあるけれど、忙しい人事担当が紙をめくらなくても一目で読み進めてもらえるようにすることです。
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