英語が・・・
英語が・・・
英語が… 苦手だ!!!!!
と、思っている人もたくさんいるのではないでしょうか。
英語に対する苦手意識ってあるあるですね。
英語が出来たらいろいろな国に行っても不自由しなさそうだし、英語が出来たらいろんな国に友人ができそうだし、英語が出来たら、○○○・・・
今回は、目標を達成する英語学習法についてです。
まずは中学英語を丸暗記
英語使えたらいいなと思っても、現実はできないって思っていませんか。
英語圏で生活をする、ということに焦点を当てると中学英語が聞けて話せたら、英語圏での生活は成り立ちますよ。
そうです。
あの、中学校の英語を丸々覚えてしまったら、ひとまず生活はできるんです。
私自身も、20歳でオーストラリアに行った際、中学英語までしか覚えていなかったにも関わらず、「あれ、ひとまず、コミュニケーションはとれそうだ」と、感じたのを覚えています。
まずは、中学英語の丸暗記です。
中学英語の何から始めたらいいのか分からない場合は、自分の好きな教科書(中学英語程度)を1冊決めて、それを繰り返しして覚えることです。大切なのは、あれも良さそう、これも良さそうと、何冊も手に出さないことです。1冊決めて、繰り返すこと!です。
覚えた一文の単語を変えてみる
中学英語の教科書を丸々覚えてしまうと、応用することができます。例えば、教科書に
I like dogs.
と、あったとします。
この文のdogをcatに変えてみるということです。
I like cats.
これを基本に、例えば
I need a new vacuum cleaner, because mine is broken.
という文の掃除機のvacuum cleanerを電話のphoneに変えてみると新しい文章を作ることができます。
言語学者が発表した論文によると、英単語2000文字を覚えることによって、英語を適切に理解できるようになると述べられています。日常的によく使う英単語2000語を目指して覚えましょう。
その時も一文を覚えた後に、関連した単語や自分が使いたい(よく使う)単語を覚えて、覚えた一文の単語を、これまた覚えた単語に入れ替えていくと、実際に使える英文が増えていきます。
自分の好きな方法で続けること
「この問題集がいいって聞いた」「このラジオ番組がいいらしい」「この教材は高くてもすぐ覚えられるらしい」・・・、英語教材や学習方法は数え上げたらキリがないくらいに、ありとあらゆるところから出ています。
あれもこれもするよりは、やっぱり大切なのは、これと決めた方法で、ある一定期間は続けることです。3ヶ月でもいいし、半年でもいい。自分の決めた期間を続けてみることです。
映画が好きなら字幕なしで英語を見てみるとか、本が好きなら英語の絵本やビジネス書などを1冊読んでみるとか、オンライン英会話教室で海外の人とひたすらおしゃべりするとか、歩きながらポッドキャストを聴くとか、なんでもいいからまずは一つの方法をある一定期間続けてみることが大切です。
ディクテーションとシャドーイング
なんか横文字出てきましたね。ここでは、英語勉強法の具体的な方法をお伝えします。
ディクテーションとは、聞き取った外国語を書き取ることを言います。また、シャドーイングとは、外国語を聞きながらそのままその聞いたことを繰り返して発音していくことを言います。この時は、一文が終わってから繰り返すんじゃなくて、聞いた側から一語や二語遅れて真似て発音していきます。影という意味のシャドーが使われているのはそのためです。同時通訳を目指す人のトレーニングに使われる手法です。
ディクテーションはまず短文から始めます。それも難しいなと思ったら1文の中の穴埋め的に始めるのでもオッケー!
コツは、スペルミスを気にせずどんどん進めることです。最近は、パソコンやタブレットでタイピングすることも多く、その際にはスペルミスってパソコンが自動で変換してくれたり指摘してくれますよね。なので、ここではスペルはあまり気にせず、文章の意味や単語に集中していきましょう。
そして、あともう一つのコツは、10回聞いたのに書き取れないから100回聞く!ということはしなくていいです。それよりは、わからなかったところを覚えてしまって、どんどん進めていきましょう。
シャードイングは、どんどん英語をかけ流して、どんどん真似てそのスピードについていくようにしましょう。慣れてきたら、英語の音源にオーバーラッピングして練習すること(音源の本があれば見てもオッケー)も英語上達の練習法の一つです。
あと、自分のシャドーイングを録音すると初めはがっかりするかもしれませんが、自分の発音の弱点がわかるのでオススメです。
「なぜ英語を学ぶのか」をはっきりさせておく
英語は言葉なので、使えるようになるには暗記する必要はありますが、ただ暗記するだけじゃ言葉としての役目を果たしません。使ってこそです。使わなかったら、どんどん忘れちゃうというのも、外国語学習者のあるあるですよね。
なぜ英語を学ぼうとしているのか、なぜ英語を学んでいるのか。あなたの人生の貴重な時間を費やしているのですから、この「なぜ」の部分をはっきりさせておくと勉強がはかどります。
あなたの目指すものはTOEICなのか、IELTSなのか、はたまた英語は昇進の理由に過ぎないので本当は英語が学びたいわけじゃないのか、英語圏の友人と話したいからなのか、あなただけが分かる本当の理由を明確にしておきましょう。
最後に
コミュニケーションって、言葉だけじゃないですよね。
相手の表情だったり、身振り手振りだったり、伝えようと思う熱意だったり、話しの抑揚だったり、イントネーションだったり。語尾を上げるだけで、質問してるって分かりますよね。
これらを混ぜ合わせると、いざとなれば単語単語をつなぎ合わせるだけでも、勘の良い人であればあなたの言いたいことを理解してくれるかもしれません。
ただし、海外生活をするうえで、大切なのは、語学よりも知っておくべきことがあります。語学は気持ちを伝える手段。でも、気持ちを伝える手段は、語学だけじゃないですよね。
自分の一挙一動で、もしかするとそれが相手に不快な印象を与えているかもしれない誤解される行動をしているかもしれないという、語学以外のところで、予期せず、気持ちを伝えているかもしれないことにも注意を払わなければ、なりません。
例えば、日本では
食事はご飯一粒も残さず食べなければ失礼だと言われますが、
中国では、
ご飯を残していなければ、ゲストを満足させられなかったという意味で、ホストをがっかりさせる行動になります。
日本では人前で子どもはあぐらをかくのは良いとされませんが、
オーストラリアの小学校で床や地面に子どもが座る場合、あぐらが一般的な座り方です。小学校の集会であぐらじゃなければあぐらにしなさい、と言われます。
英語圏で生活するだけであれば、中学程度の英語レベルで生活できますが、異文化を知るということが、気持ちを伝える近道になるということを、ぜひ、覚えておいてくださいね。
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